私にとって旅は心の栄養を与えてくれるもの 
ハワイ島・オアフ島の旅
2005年4月29日〜5月5日

現地時間2005年4月30日(2日目)
スパイダーマンが影響した訳ではないが、 今度は寝つけなく目が冴えてしまった。 枕が替わると寝付けないとは、存外本当の事のようだ。ウトウトしては目覚める 浅い眠りが続いた。ベットから這い出しラナイに出てタバコを吸って見る、 時刻は深夜2時頃であろうか。真っ暗な闇の中、波の音だけが聞える見あげれば満天星空だ。 咽が乾いたのでビールを飲みながらタバコを吸う、今回も部屋の中は禁煙なので喫煙は専らラナイ ということになる。再びまどろみ気がつけば5時、今度は外を徘徊しようと部屋を出る。
オーシャンタワーのリングの内側は、運河を中心に細い水路が入り組んでいる。中央にある船着場では、 ボート・ランディング・パビリオン(フードコート)のスタッフが早々と朝の仕込みをしている。


↑早朝のボート・ランディング・パビリオン

やがて空が薄っすらとコバルトに変化してくる頃、けたたましく何百という鳥の鳴き声がしじまを 破る。それは騒然たる朝の訪れだった。
徘徊を続けると、早朝オ−プンのバフェ「パーム・テラス」 横に、金色に輝くコーヒーサーバーが置かれて居るのを発見した。早朝出勤のスタッフのために 用意されたコヒーらしく、ユニホーム姿の男女がおもいおもいにコーヒーを注いでは立ち去って行く。
私もご相伴にあずかろうと、コーヒーを注いでみる。その時「モーニン」と後ろから声がかかった。 ドギマギしながら振り返ると髭面の若いスタッフが笑っている、私は思わず「チャオ」と返事を してしまった。
そんな滅茶苦茶な応対でも、不自然さが無いのがハワイの良いところかもしれない。 (強引な解釈1)
モノレール乗り場のベンチに腰掛けて、熱めコーヒーをすする。ベンチ横には 魚の形をした灰皿があり、タバコを吸いながら朝のコーヒーを楽しんでいると、三々五々人々が集まってきた。 それは日本人のおやっさんや、白人兄さんや黒人おじさんやら様々である。
皆目的は同じ、朝のいっぷくなのだ。 彼等は吸い溜めよろしく、2本〜3本のタバコを急がしそうに吸っている。
私もそうだが今回の旅行では、喫煙量が 増えた感じがする。
そんなこんなで思うのだが、ノースモーキングエリアも結構だが、あまり度が過ぎると、返って 喫煙者の体を蝕むものでは無いかと・・・。(強引な解釈2)



AM9:00ロアーロビーにてダラーのピックアップをまつ。 しかし、なかなか来ない・・・・・・・
一瞬不安がよぎる、暫くするとダラーのお迎え人は間違って、正面ロビーに来ていることが判明。 なんとか事なきをえる。ワゴン車に乗って走ること、約30分コナ空港が見えてきた。 溶岩台地に突然、レーダー塔が見えその周りには何もない。
さらに5分ほど走り右折をすると、ようやくコナ空港にたどり着く。 ホノルル空港〜ワイキキよりも10マイル程度余分に距離がある。手続きを終えてキーを受け取り 車に行くと、そこには白のセダンタイプの車があった。
車の事は詳しくないので車種はよくわからない。 画像を貼っておくので、判った方はBBSまでお知らせ願いたい。


↑ダラーで借りた車

早速ドラーバーシートへ座ってみたが、なんと足がアクセルに届かない。日本人の悲哀を感じつつシートを調整しようと、 あちこち探すがどうもシートの動かし方が判らない。
マッサージチェアーのように、シートが電動で もそもそ動くボタンがあったが、背もたれがボニョボニョ動いたり座席の高低が変わったりするだけで、 一向に我が足は、アクセルペダルに届かないのである。
深呼吸をして気合を入れ、再度ボニョボニョボタンを押してみると、今度はなんとかシートが前へ動き アクセルに足が届くようになった。
アメ車も気合でなんとかなるものだ、やはり人間気合が大事と再認識した。(強引な解釈3)
やはり大きい車はダメだ、訳の判らぬボタンやらスイッチが多すぎる。今度借りる時には、やはりコンパクトカーにしよう。
車は一路ハワイ島を北周りで走る。道はどこまでも真っ直ぐで、ほとんど信号もなく車もあまり走っていない。 なんとも快適なドライブであり、ペーパードライバーさんも、ココならば安心して運転を楽しめると思う。
蒼い空と荒涼とした黒い溶岩地帯、白いセンターラインのみが真っ直ぐに延びる不思議な世界である。


↑本当に何もない

そんな真っ直ぐな道もカワイハエから大きく右に曲がり、暫くは海の見えない道になる。1時間ちょっと走ったあたりで、 小休止をする事にした。Honokaaのテックス・ドライブインでタバコタイムなのだ。長閑な田舎街のドライブインで、 地元の方々が寛ぎながら軽食を楽しんでいた。
そんな光景を横目で見ながら、私にはココに立ち寄った目的があった。
このドライブインではマラサダが有名で美味しいとのことなので、食べて見たかったのである。 マラサダを注文した直後に、携帯電話が鳴った。「hello」(一応外国なのでこんな感じで)と電話にでると、 るいぽんからであった。彼はちょうどホノルル入りしたところで、律儀にも到着を知らせる電話をくれたのだ。


↑長閑なテックス・ドライブイン


↑名物マラサダ

実は私マラサダバージンだったので、初めて食べた食感にやや戸惑いを覚えた。 何故ならば、初めて食べたマラサダの味に覚えがある。 それは幼少のみぎりに、どこかで食べた懐かしい味であった。



再び、ビックアイランドロードをひた走り、目的地ヒロへ向かう。 どこまで続くのか想像だにできない、淡白な道もヒロに近づくにつれ、 色合いを変えて行く。
荒涼たる黒の溶岩大地にも、緑が目立ちはじめた。 それは巨大な山の反対側、降雨量の多い島の西側地域に出て来た事を物語っている。
鄙びたドライブインを出発して、1時間30分あまり稜線に海が開け、 視界には別の空の色が映り始めたころ、ヒロの街に到着した。
ノスタルジック、その形容がピッタリのヒロはどこか懐かしい香りのする場所であった。 ビーチ・フロントからカメハメハAVEに入り車を止める。 目指す店はsigzane hiloだ。 実はアパレルへの興味が皆無な、私にとって全く無縁の店のはずだが、ヒロに来た話のタネに 寄ることにしたのだ。
↑ノスタルジックなヒロの街


↑sigzane hilo

sigzane hiloでは、私にしては珍しく自ら進んで、デザインを選びアロハを購入した。
普通の人ならば当たり前の事なのでが、放っておけば一生でも同じ服装で過してしまう
そんな特技をもった私にしてみれば、まさしくこれは春の珍事なのである。
街をブラブラしていると、ファーマーズ・マーケットが開催されていた。 道の両側に仮設の屋根をもった、簡単な小屋のような建物の中で、色々なものが 売られていた。
数軒の店をひやかしていると、Sumanと名づけられたチマキのような食べ物が売られていた。
なんとなく立ち止まって見ていたらいたら、店のおばちゃんから猛烈にセールスを掛けられた。 おばちゃんはパワー全開で「5本で$2」としきりに言っている。 しかし、我々は2人なんので5本も要らないと、立ち去ろうとしたら。 「ちょっと待って、2本で$1に負けるよ」と言われ、それならばとホイホイ買ってしまった。 後で考えてたら、ぜんぜん安くなってない・・・・
勢いで買ったSumanであるが、このような場合 けちって2本しか買わなかった事を、後悔するくらい美味しいのが定番だ。
期待をして一口食べてみた、生ぬるい食感と不気味な甘さが口の中で不調和音を奏でている。 やはり2本にしておいて良かった、と言うか1本でも多すぎる食べ物だった。


↑Suman・チマキに似ているが不味い

不味い話はこれ位にしておいて、そろそろ昼飯の時間となった。ヒロでの昼食は、 かねてより狙いをつけておいた、Suisan Isles Cafeeである。 ハワイには、明らかに日本の影響を受けた名前が多いと思う。Suisanもそのひとつで、 水産市場のから命名されたと考えて妥当だと思われる。 そのSuisan Isles Cafeeで、プレートランチを食べた。近くにはビーチがある らしく、水着姿の家族連れが次々と腹ごしらいにやってくる。私が選んだメニューはポーク フライドライスである。でき立てホカホカのフライドライスを口に運ぶと、なんとも幸せな気分 になった。しっかりした醤油味の香ばしいフライドライスは、田舎のチャーハンの味がした。 なんともはっきりした旨みのあるテイストであり、私の好みの味であった。 付け合せのマカロニサラダで、口直しをしながら濃い味付けのライスをほうばる。そして時おり 爽やかなコーラを咽に流しこむ、これが行燈流フライドライスの賞味の仕方である。 がしかしここのランチはなんとも量が多く、最後には飽きてしまった。(残念)


↑Suisan Isles Cafee


↑右側がポークフライドライス

お腹がいっぱいになったので、今度はお土産を物色しようとビック・アイランドキャンディーズに向かった。 ハワイ島と言えばビック・アイランドキャンディズ、と言われるほど有名なお店なのだ。入り口でサンプルの クッキーを貰い、食べながら店内を見る。なんとも甘い香りが充満したスペースに、様々なお菓子が売られて いた。私のお気に入りはチョコの掛かったクッキー(ショートブレッド)である、かつて知人よりもらい食して以来、 その食感と味のファンになった。ショートブレッドを買って店を出たのが2時近く、そろそろ 戻らねばホテルに辿りつけなくなる時間である。泣く泣くヒロの街に別れ告げ、先程辿った道を引き返す。 途中テックス・ドライブインに立ち寄り欠かす事の出来ないタバコタイムをとった。ハワイのレンタカーは、 禁煙車ばかりなので、このように途中でタバコタイムを取らなければならない。(個人的には重要なポイント) テックスのパーキングで、予約を入れておいた夕陽と星空ツアーの確認電話をした。ところがしっかり 予約を入れたハズが、名前が入ってないと言う。(汗がたら〜)しかも明日のツアーは満席で、我々の参加は 不可能との事、係りの女性は別のツアーをしきりに薦める。だが心は星空ツアーに向いている、今更 別のツアーなど考えられない。こんな事もあろうかと、日本から印刷しもってきた確認メールを出して、 返信メールを確認しつつ食い下がる。しかし席がない事には変わりなく、どうする事も出来ない。 でも諦めきれない私はさらに食い下がった。
「何故予約が入っていないか、納得できませんので調べて必ず連絡ください。」 とまずは原因を突き止めることにして対策は後回しにした。とりあえずワイコロアに向け出発し、走行中に返信TELを待つことにした。
やがて返事が来たのだが、原因は1日ではなく7日に予約がされていたとの事である。 つまり単純に1と7の数字の見間違いだったのだ。まったく冗談ではない、確認メールを再度見てみたが 間違い無く1日の予約になっている。
あまりのバカらしさに口もきけずにいると、さすがに悪いと思ったのか先方は 別会社の同じツアーを手配してくれた。そのツアー会社はメリディア○HRTと言う会社で、知名度はイマイチ(失礼)だ。 だが夕陽と星空ツアーに行けないよりは、はるかにマシと考えて受けることにした。



夕陽が傾きつつある時刻に、ようやくホテルに到着(やはりハワイ島は、大きな島である)
ワイコアビレッジの広大な駐車場は、すでに満車状態であった。仕方なくバレーパーキングを頼み、夕食は予約しておいた キングスショップのレストランRoy’s へ向かった。ココの料理は美味しいと評判なので、楽しみに していたのだ。入り口で名前を告げて予約の確認をした、しかしなかなか席に案内されず15分近く待たされた。 さすがに人気のレストラン、次々と来店するフリー客を片っ端から断っていた。やはり予約を入れておいてよかった、 などと思っていると、ようやく席に案内された。我々のテーブルはキッチンに近い席で、あまり良い席とは言えない。 しかし贅沢を言行けないと思わせる程、店内は混みあったいた。やはり人気の店は違うなどと考えながら、 まずはマイタイで食前のひと時を楽しむ事にした。
飲みながら料理が運ばれてくるのを、ゆっくりと待つ、色々あった 一日ではあったが、まずはお疲れさん。 しかしそんなゆったりとした時間は、この店では許されないらしい・・・満員の店内は大声で話す人々の声が飛び交い、早い 話が大変うるさい店なのだ。落ち着く暇も無く料理が運ばれ、味わう暇もないままに口に放り込む。この店の雰囲気が そうさせているのか、折角の料理の味も台無しである。(かなりスパイシーだった事は覚えている) パクパク食べて早々に席を立った。まだ満足な量を食べたとは言えないが、一刻も早く店を立ち去りたい気持ちになったからだ。
人気の店も良し悪しで、やはり多少無理をしても平日のディナータイム前に来るべきであった。
Roy’sを足早に退店し、コンビニでパンを買いホテルへ引き上げる事にした。キングスショップ内は、遅い時間にも関わらず マダマダ客足が衰えない、やはり界隈では唯一のショッピングセンターだけあって、夜の時間を持て余した観光客で大いに 賑わっていた。
振り返ればアンラッキーな事も多かった一日だったが、旅先でのそれは良い想い出になるものなのだ。 そう思うことにして、この日は休む事にした。さぁ明日はメインイベントの星空ツアーである、はたしてどんな事が待っている のか、楽しみになって来た。
それでは皆様、お休みなさ〜い♪

5/1星空ツアーへ、

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