私にとって旅は心の栄養を与えてくれるもの 
ハワイオアフ島
2004年8月8日〜15日

アンチャン
2004年8月11日(現地時間)

連日日焼けのため眠りが浅い、しかし朝になるともそもそ起き出す貧乏性の私である。 この日も午前7時には、いつものようにラナイにて一服をきめ込んでいた。
さてさて朝食であるが、さすがに毎日スタバでは飽きがくるのでクヒオ通りにあるサンジェルマンの、 美味しい焼きたてパンを食べたくなった。
しかして食欲の前には行動も早く、そそくさと出発したのである。 早朝のデュークスレーンは人影もなく、清々しい小鳥の囀りに耳を傾けながら散歩を楽しむ、 この道を抜ければクヒオ通りとなる。私のホテルから5分と掛からぬ好立地にベーカリー、サンジェルマンがある。 店内には甘い焼きたてパンの香りが漂い、いやが上にも食欲を増進させる。 「これがパン屋の手なのだ」と思いながらも、食い意地の張った私は芳しい香りに誘われて、 ついつい買いすぎてしまう。物色したパンをトレイに乗せてカウンターに並ぶと、 ラッキーな事に日本人のお兄さんが対応してくれた。 「こちらで、お召し上がりですか?」との問いに、 「ああ日本語のなんと素敵な語感、心に染み入る」と思いながらも、 あろう事かこう答えてしまった「to go please」。 ああ恥ずかしい! 顔から火が出るとはこの事である。原因は昨日の白人おばさんのなごりと、片面日焼けのための 「睡眠不足」のダブルパンチ状態のせいだと考えられる。
部屋に戻りラナイで食事をとっていると、 足元のカラカウア通りに人が増えてきた。さあ今日もハワイな一日を楽しもうと、活力も沸いてくる。 (しかし片面日焼けは、相変わらずチクチク痛がゆい)
特に予定の入っていない一日であったため、 取り合えずアラモアナCへ出向いてみた。駐車場へ車を停めて何とか言うデパートや、 訳のわからぬ雑貨の店などを 見て歩いたが、根が買い物嫌いの私は直ぐに飽きてしまい。通路でタバコばかりを吸っていた(苦笑)
ここで再び余談なのだが、アラモアナでGAPという店をはじめて知った。驚いた事に既に日本にもあると言う、 しかも恥ずかしながら店名はガプだと思っていた。
そんなこんなで4Fをうろうろしていると、ぽなぺんが電話をかけている どうやら相手はすうやんらしい。すうやんと言えば、この日に日本からハワイへ帰ってきたばかりの御仁である。 なるほど日本で会えなかったので、ハワイで会おうと目論んでいるらしい。
これぞ究極の「江戸の仇を長崎でハワイ版」ではないか。 しかし相手は数時間前にハワイへ到着したばかり、そう都合よく約束はできまいと眺めていると、 あれよあれよ言う間に夕食をご一緒に と言う事になってしまった。いやいや相変わらずパワー全快のお方のようである。

食べる事ばかりで恐縮なのだが、悩んだ末にこの日の昼食はボブズBBQでプレートランチを調達し、 ラナイで楽しむことにした。 アラモアナからデリンガムへ車を進め、ボブズ近くに差し掛かると交通量の激しい大通りに、何故か バックで車が出てくる光景を目撃した。それも1台のみでは無く次々なのだ、かなり危険な事だと思う。 そして数分後に、そこが目指すボブズBBQであることを私は知ったのだ(がーん)
実はボブズの駐車場は 狭く満車の場合は、殆ど切り替えしができない状態であり、従ってバックで出庫せざるをえないのである。 ぬぁんとあの背面出庫は、近い将来の己の姿であったのだ嗚呼・・・・
しかしモノはポジテブに考えるべきで、そこまでの危険を冒しても皆が買いに来る店なのである。 つまり味は保証つきと言うことになる。
なんとか駐車場に潜り込み、オーダー担当のぽなぺんが 注文列の最後部へ並んだ。
←ボブズの風景

編集長の本「行くべしオアフ」でもお勧めの、テリヤキチキン・ハーフプレートを買い、 そしてあの背面出庫もまずまず上手く行き(めでたし・めでたし) なんとかホテルに戻ってきた。若干遅めの昼飯をラナイで食べる、うまい!しかもバドワイザーがチキンに良く合う、 全て世は事もなし、まさに長閑なひと時が展開される。
←バドと良く合うボブズのテリヤキチキン

満腹になりゴロゴロしていると、ラジオから昨日お会いした編集長の声が・・・・ ラジオKジャパンのコーナーに出演の編集長は最近 イメージチェンジをしたのに、誰も気づかぬ云々と話している。 確かに昨日会った時も気づかなかったなぁとぼんやり考えていた。1〜2時間ゴロゴロしていたであろーか、 退屈に絶えかねた私は喧騒のワイキキ界隈をぶらつく事にした。途中に面白い看板のレストランを見つけた。それはタドタドしい字でタバコ吸えますと書いてある。 う〜んこんな事が店の売り物になる時代になってしまったのか・・・感慨深いものを見つけてしまった。 近々に日本でも飲食店は全て禁煙になる、そんな日がきっと来るような気がしてならぬのである。 それどころか今にタバコも麻薬のような扱いを受け、取り締まりの手を逃れながらコッソリと吸うような時代が来るのかと予感させる。 愛煙レジスタントが地下組織をつくり、政府の弾圧と戦いながら日夜闇ルートの煙草を栽培し・・・などと看板ひとつで、ここまで想像を膨らませてしまう私は 変わっているのであろうか?(自分に自信がもてない)。
←タバコ吸えますのレストラン

夕方からはすうやんと1年ぶりの対面となった。私の酒好きを気づかい恐縮なことに、ホテルまで迎えに来てくれたのだ。 そして向かうディナーの場所は「焼肉・兄弟」である。
焼肉兄弟と言えば、ちょっと前に日本のテレビでも紹介されていた、ボリューム万点の焼肉屋さんである。 すうやん号に乗り込むと、小僧君(すうやんの息子さん)は眠っていた。一年ぶりにお会いするすうやんは、 とても元気そうで太平洋越えて今日到着したようには、全く見えない血色である。
「焼肉・兄弟」はアラモアナの裏手にあるので、ごく短時間で到着した。見た目は決してきれいなレストランとは 言い難い、しかしそれが逆に食欲をそそるのである。
すでにこの店の常連さんのすうやんは、馴れた感じで裏口から店へ 入って行く我々もそれに続き入店する。店の人勧められるがままに奥のテーブルにつく
早速出てきたのが、豪華な 付け合せの品々である。キムチに大豆もやし、芋の煮物等々これだけででも充分に満腹になるような、メニューが どさっと出てくる。しかもこれら全てが無料の付け合せなのである。
さらにこの店の最大のお勧めは、なんと言ってもハラミであり それはアンチャンと呼ばれてている。
我々はアンチャンとタンさらにチヂミを注文し、韓国ビールと共に頂くことにした。
この韓国のビールがまた焼肉と憎いほどマッチするのだ。タレがまた変わっていて透明なのだ、日本ではお目にかかれない種類の タレだと思う。ささっと火を通したアンチャンに、この特性タレをつけてパクリと口の中へ!この瞬間になんともジューシーな、 肉汁とガーリックの風味が広がり「ああ生きてて良かった」と悶絶する美味さなのである。
是非是非、諸兄にもお勧め致したいお店であり、私も以後ホノルルに行くたびに一度は訪れる店になると思う。

しかしハワイ旅日記なのだか、食いしん坊旅行記なのか解らないくらい食べる事ばかりの本編であるが もう少しご辛抱頂き、お付き合い願いたい。
すうやん親子との焼肉ディナーは誠に楽しくて、美味しいひと時であった。 唯一の心残りは、すうやんが未だ胃大クラブ会長としての、その実力のベールを脱いでいない事である。 彼女は偉大な胃大クラブをハワイで設立し、その頭目として日夜数々の美食を味わい、しかもそれらを甚だしく大量に胃袋に 収めてしまう芸当の持ち主と聞く。しかしながら昨年の「コア・ハウス」そして今年の「焼肉兄弟」と2度ほど食事を ご一緒したが、未だのそ片鱗すら見ることができない。すうやんの名誉のために言っておくが、彼女は決して太っているわけでなく、 どちらかと言えば、小柄の普通の女性なのだ。それだけにその驚異的と噂される、胃袋の実態をこの目で確かめて見たいと思っている。 かくして胃大クラブの方は来年に持ち越す課題となったが、ハワイにくる度に美味しいお店を紹介してくれる、すうやんに感謝し てハワイ滞在4日目の日記を終わりにしたい。
そしてイヨイヨ次回8/12からの旅日記は、怒涛のクライマックスとあいなる。
果たしてどのような 結末が待っているのか。こうご期待!お楽しみに

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8/12へ続く、111111