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恐怖の間
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本当にいいのかい!
還るなら今のうちだよ!

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ココは、ハワイ好きの行燈入道の世界とは、別のもの!これから話す物語が本当にあったお話か、またはフィクションなのかは・・・読み終えた貴方が決めるのだよ
第一話「部 屋」

それは、もう10年以上も前の夏に夜・・私の部屋での出来事、今考えても不思議でならないお話です。いつもの様に部屋のベットに横たわり本を読んでいた私は、昼間の疲れもありウトウトと居眠りをはじめました。どれ位寝たのでしょう、ふと目を覚ますと部屋の時計は午前0時を少し周っていました。室内の灯りは点いたままです。照明のスイッチを切らねばならず、疲れた体を持ち上げて部屋入り口にある照明の壁面スイッチへと迎かいました。当時私の部屋は9畳の洋間で、細長い形をしておりベットは入り口より一番遠い位置で、寝床からは数歩掛かる距離です。けだるく、眠い私は何とか照明のスイッチに辿り着きスイッチに手を掛けました。が!おかしいのです!感覚が無い!ふと気づくと私は未だベットの上にいました。 なんと、ばかばかしい事に照明を消しに行く夢を見ていたのです。再び起き上がった私は、スイッチに向け歩き始めました。今度はしっかりと周りを見て、 部屋の時計は0時30分を少し周っており、ウトウトと30分程寝てしまった事になります。なんとかスイッチまで辿り着き、再び手を掛けます。あれ! 今度も感触が・・・と思った途端ベットの上でした。やはり眠っていたようです。でも何かふに落ちません。あんなにリアルに部屋の中を記憶しているのに、時間はもう午前1時になろうとしております。とにかく部屋の灯りは点いたままです。意を決して三度立ち上がった私は、壁スイッチの処へやって来ました。・・・・・今度こそとスイッチに手を掛けようとした私は、嫌な予感に気付きました。それは何とも説明の仕様の無いモノです。照明を消す前に、ゆっくりと私は、振り返りました。そこにはベットがあり、そして居たのです! 眠っている私が・・・!


第二話「神 社」

子供の頃の話です。今思うとそれは、私が奇妙な体験をするようになった、 切っ掛けかも知れません。ショッキングな出来事でした。小学生の私は友 人二人と近所の神社で遊んでいました。小高い山の上にある瀟洒な神社で、鳥居をくぐると正面に建物が2つあり、一方が社殿で もう一方は神楽の舞台にもなる木造の古い建物です。そしてその裏は崖になっており、深い草木が人を寄せつけません。夕方になり辺りが暗くなり始めた頃です。夢中で遊んでいた私達3人は、既に神社の境内に人影が無くなっている事に気付きませんでした。子供心にソロソロ帰ろうと、周りを見渡すと誰も居ません。我々3人だけが境内のシーソーブランコに乗っております。いや!もう一人居たのです・・いつの間にか、若い女の人が先程説明した、二つの建物の前に居るのです!子供心に不思議に思ったのは、その場所は我々の前を通らずには、行けない所だったのです。「キット遊びに夢中で気付かなかったのだ」私はそう思いました。そこまでは、子供の頃の普通の出来事でした。その後女性が私達の方へ歩いて来るまでは、女性のその顔は何とも無表情で、今でも忘れられません。我々3人は、誰とも無く妙な事に違和感を感じました。それは女性の歩き方、と言うより速度でしょうか?彼女はゆっくりと歩いています。歩幅も普通です・・しかし早いのです!近づいて来るのが!まるで滑る様に!・・彼女は我々の横を通り鳥居をくぐり、石段へ消えて行きました。女性が去った後、我々は言葉を失っていました。3人とも見てしまったのです女性の足が宙に浮いていた事を・・! !


> 第三話「信 号」

これは比較的最近の事、秋の夜長の出来事です。仕事を終えその日は妻の実家を訪れる為、車を走らせておりました。当時私たちが借りていたアパートから妻の実家までは車で20分足らずの距離でした。車内には私と妻の二人だけで、裏道とは言え走りなれた道でした。時間は9時近かったでしょうか?畑の多い裏道を走っており、前後には車は無く、対向車もありません。民家もまばらで寂しい道です。途中信号があり私の車は停車しました。手持ち無沙汰のため、側道に目をやりますと収穫を前にした畑がありました。なにやら背の高い植物が茂っており、その中央付近に白い案山子が目に留まりました。案山子は珍しくないのですが、畑にはあまり見かけないと思い、眺めておりました。変な事に気付きました。案山子は髪の毛が、それも長い髪の毛が生えているのです。さらに衣装は真っ白で、俯いております。鳥肌が立ちました!案山子の顔が、俯いた顔がゆっくりと上がり、此方を見たのです!女性でした・・案山子だと思っていたそれは、女性だったのです。長い髪を垂らし俯いていた女性だったのです。いつの間にか信号は青に変わっております、怖くなり車を出した私の異常な気配に気付いたのでしょう!妻も少しパニック気味です。彼女には多分何も見えていない筈ですが、気配が異常である事は判った様で、それなりに表情が強張っております。ルームミラーで後方を確認した私は、心臓が止まりそうになりました。付いて来ているのです!俯いたまま・・髪を垂らし下を向き決して顔を上げません。左折をしても右折をしても付いて来るのです! やがて車は川沿いの道に出ました。後ろの女性は殆ど車に接する程の至近距離で付いて来ております。俯いていた女性の顔がゆっくりと、再び上がろうとしています。何故か直感で、顔を見てはイケナイ!目を合わせてはイケナイと私は感じました。先程は遠目でしたが確かに顔を見ました!今度は至近距離必ず目が合います。何かとてもマズイ事になりそうな予感が走ります!その時前方に民家の灯りが見え、近づくにつれそれは、どうも弔いの灯りのようです。既に弔問客は引き払ったのか提灯のみが揺れております。進行方向右側です!その時女性の顔がさらに・・間もなく正面を向きます。弔いの前に差し掛かったその時!女性の姿が消えました。スッポンと消えたのです正に間一髪と言った感じでしたが、今でも時々その道を通る事があります。あの時のあの女性は、何であったのか?実は自分の中では答えは出ているのです。今はそれだけしかお話できません。


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